腰痛、ピリピリとした痛み
2015年2月18日 2019年4月21日
40代 男性 会社員
20年ほど前にギックリ腰になったことがある。
そのときはカラダを反らすこともできず、腰全体が固まって曲げられない状態。
以降、腰痛が慢性化している。肩こりも常時気になる。
腰は特に左の奥の方が痛い、また食後によく出る。
息子さんが以前腰痛、背部痛で来院したことがあり、今回来院に至る。
現在の症状。
2、3日前には左腰にピリピリした痛みがあった。いまは全体的に重さがある。
腰から背部にかけて全体に張りが存在する。
強固な張り・癒着があるが姿勢を変えてアプローチしていくと徐々に消失していく。
「大分楽になってきました!」
肩こりりもひどく常時凝っているため、凝り固まってしまっている状態。
胸部を触診すると、思った通り大胸筋の張りが強くでていた。この部分から取り除く。
すると肩の張りも部分的に取れてきた。
肩こりは少し残る程度で重さも凝りも消失。
最後に座位、立位で全体を整えて終了。
腰痛、肩こりともにほとんどの痛み・重さは消失。
「体全体が軽くなりました!全体に血が流れてくる感じがして、今日はすぐに眠れそうです。」
10数年、腰痛・肩こりを抱えていたため、
根本にある原因、疲労の蓄積を取り除かないとまたでてくる可能性があるので1週間後にくるように伝えて終了。
この方は、食後に特に症状を感じていた。
慢性化した腰痛となると、背部は全体が張っている状態、すなわち交感神経が活発な状態。
内臓を十分に働く環境は副交感神経が活発な状態だ。
背部の張りが取れることで、副交感神経が活発に働く環境が整うので、内臓も活発に働きはじめる。
食後の症状も消えていくはず。