慢性化した腰痛と痛風の手前の症状
40代 男性 自営業
20代前半、年末に大掃除している際にギックリ腰に。
それから慢性的な腰痛に。夕方になるといつも腰が痛くなる。
週末になるとガチガチに固まってマッサージに行ってほぐしてもらうのが1年以上続いている。
昨年から右足親指付け根辺りが若干痛い気がする。
健康診断を受けた際に尿酸値が高めということで、痛風の手前の状態であると言われたそうだ。
そんな話を友人にしていたら、他の自然形体院で足指の痛み(痛風ではない)が回復したという話を聞いてネットで検索し来院。
腰はガチガチに固まっている、足を伸ばして座ることもできず、ストレッチもきつくて続かない。
立ち仕事が主であり、一日8時間~10時間ほど立ちっぱなし。
ここ半年、さらに腰痛が悪化したような気がする。
以前は夜になると痛みが出ていたようだが、最近ではお昼頃から痛い事も多くなってきた。
さっそく施術。
マッサージの影響もあり、なかなか緊張状態が取り除けない。
さらに施術を続けていくと親指付け根辺りの痛みが強く出てくる。
アプローチの方法を変えて、親指付け根の痛みを取り除くことに。
「あー、痛みがなくなりました」
「スーッと無くなっていくのがわかりましたよ」
あっという間に痛みが引いた。
この痛みの原因部分は明確である、それは尿酸値とは関係がない。
患者さんに説明するととても納得されていた。
「実は友人に聞いたときも同じようなことを言われたんですが、申し訳ないけど信じてなかったというか…いま話を聞くとすごく納得できました」
ガチガチだった腰は取りきれなかった。
腰はマッサージ等による二次的な問題によってひどく痛めてしまっているため、
少し時間がかかりそうだ。
日常生活の注意点を伝えて終了。
仕事が忙しく、2週間後に2回目の来院。
実は週末になると激しい頭痛に襲われていた(ここ2ヶ月ほど)が、
この2週間はほとんど頭痛が出なかった。
親指付け根の痛みは施術後1週間は出たり出なかったりだったが、セルフケアをするとすぐに痛みがなくなり、この1週間は問題ない。
腰も痛みは出るが、日によって変化がある。
椎間板へのアプローチをかけながら、腰部の緊張を取り除いていく。
特に左腰を強くマッサージされたようで、筋繊維同士が癒着している状態であった。
前回よりもカラダ全体の状態は良くなっているので、反応も良くなっている。
「今日はすごいだるくなってきました」
緊張が取れてきたようだ。
うつ伏せ、仰向けと施術を続けて最後に座位、立位で全体を整える。
「反らすと少し痛いです」
さっきまでは曲げる方向が痛かったが、今度は逸らしての痛みが出てきた。
骨盤を修正。
「大丈夫みたいです」
立ち仕事が多いせいか、横になっているときに比べ、立位での歪みが強い。
こちらも完全には取れないが、セルフケアを伝えて終了。
「腰痛は諦めていたけど、なんだか希望が出てきました。」